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耳を傾けるべき“文句” ~あれから一年を迎えて~

日本中、いやこの世界そのものを一変してしまった東日本大震災から
もう一年を迎えようとしています。

筆者は率直に言いまして、
あれから一年、といってもなんともピンときません。

いまだ被災地の復興はままならず、
多くの被災者の方々が過酷な生活を強いられています。

福島の原発事故もいっこうに終息のきざしが見えません。
さらには、瓦礫処理の問題や福島県への差別・迫害問題など
かえって日本人同士がぴりぴりしている様相さえ感じられます。

「絆」
「がんばろう日本」

あれほど、耳になじんだフレーズが
なんだかむなしく響いてしまうのは筆者だけでしょうか。

そんな中、日本文学を中心とする日本文化研究者で
大変な親日家としても知られているドナルド・キーンさんが、
昨日3月8日に日本国籍を取得されました。

すでに多くの月日を日本で暮らし、日本永住権も取得されていたキーンさんは
昨年の東日本大震災を契機に日本国籍取得を決断されたそうです。

その理由についてキーンさんは、
「多くの外国人が「日本は危ないから』と日本を離れたと聞いて、
『私は日本に行き、ずっといる。(日本を)信じます』という気持ちを知らせたかった」と
答えていました。

3.11以降、どこか気持ちがささくれだった日本社会にとって、
キーンさんが日本人とともに残りの人生を歩んでくださることは
本当にありがたい気持ちでいっぱいになります。

というわけで、8日にキーンさんの記者会見が行われたのですが、
そのときに非常に耳の痛いお言葉がありました。

マスコミから震災から1年の感想を聞かれると、キーンさんはすこし間を置いてから

「率直に言うと、がっかりしています」

と3.11以降の日本に対する苦言を呈したのです。

「日本人は力を合わせて助け合っていたが、現在はそれがない。
もう忘れているんじゃないか。まだやるべきことは、いっぱいある」

親日家であるキーンさんがなぜ今、あえてこのようなことを言うのか、
と訝しがる向きもあるかもしれません。

しかし、一方でこうも話しています。

「今までお客さんとしての礼儀もあったが、今後は日本社会への文句も言える」。

そう、「親日家」としての“礼儀”ではなく、
「日本人」として何よりも「日本」を思っているからこその“文句”なのでしょう。
それは、キーンさんが日本人以上に日本を愛している証でもあります。

さて、私たちはキーンさんの“文句”にどう応えるべきでしょうか。


【ちょっとお知らせ】

宮城県仙台市を拠点として活動されているイラストレーターの佐藤勝則さんが、
本日9日から東京のギャラリーアートマルシェ神田にてチャリティ展を開催されるそうです。

販売している作品の売上げ20%を義援金として日本赤十字社に寄付され、
また会期中には募金箱を設置して、
集まった義援金も同じく日本赤十字社に寄付されるとのことですので、
お時間のある方は是非足を運んでみてください。

東日本大震災から一年となる節目の3.11。ここからなにができるのか。
佐藤さんの作品と一緒に考えてみるのはいかがでしょうか。

佐藤勝則個展【春に、あけぼの。】は本日9日から18日まで開催中です!
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