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レイアウトにおける三つの要素(3)

前回のおさらい
 「余白」はわかりやすくするための「思いやり」である。

……ということでしたが、
今回はなぜ「余白」をとることが「思いやり」につながるのかを考えてみましょう。

と、いってもすでに前回である程度、こたえは出ていますね。

行間100 
上の「行間0%」の設定の文章をご紹介したときに

読んでもらう「方向」に導くためにも、と筆者は書きました。

つまり、「余白」は「伝えたい」情報の案内役でもあるわけです。

すき間なく、「伝えたいこと」がびっしり詰まっているだけでは
押し付けがましいどころか、余裕がない印象になり、
見る方もそれだけで疲れてしまいます。

そこで受け取り側になるべく、ストレスを感じることなく
気持ちよく見ていただくための「工夫」、いわば「あそび」の部分が重要になるわけです。

わかりやすくする「工夫」は他にもいろいろあります。


例えば、↑(これ)。

そう、このブログでも意識してやっていることですが、
2~4行ほどのセンテンス(文節)ごとに「区切り」の意味での「スペース」を入れることは
メール文やweb上のテキストでは一般的に行われていますね。

また、段落の冒頭は必ず一字下げ、という文章作成のルールも
この「区切る」という意味合いがあります。

つまり、「伝えたいこと」を「整理」して
読者の「混乱」を少しでも少なくする、といった意味があるわけです。

考えてもみてください。
こんなにとりとめもない長文が一行スペースがまったくなく
びっしり詰まっていたら、読む前に第一印象で読む気をなくしますよね。(自分でいいますか)

あれもいいたい、これも知ってほしいと思うのは伝達側としては当然のことですが、
「流れ」も「整理」もされていない固まりのままでは
受け手側としては、それだけで見る気がしなくなってしまいます。

まず、受け手にいかに気持ちよく見てもらえるか。
それがデザインの基本です。

ひとは「伝えたいこと」だけでは息がつまってしまいます。
「余白」という「伝えたいこと以外」のものがあるからこそ、「伝わる」こともあるのです。
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