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「文京をゆく・その21」関口台から目白台へ 第七回 ~護国寺周囲の坂~

さぁ、目白台の坂もあらかたご紹介したことですし、
このまま清戸坂を下って、護国寺でお昼にしましょう!

清土鬼子母神坂 
途中、ふと左手に目をやると路地を下ったところに何かあるようです。

ちょっと降りてみましょう。


清土鬼子母神入り口 清土鬼子母神石碑 
鬼子母尊神出現所」とあります。

鬼子母神」というと雑司ヶ谷入谷が有名ですが、
ここは別名「清土(せいと)鬼子母神」とも呼ばれています。

実は、「尊神出現所」という名前からもわかるように、
ここは「雑司ヶ谷鬼子母神」の鬼子母神ご尊像が発見された場所と言われているのです。

ちなみにここは目白台ですが、「住所表示整理」が始まる昭和41年までは
雑司ヶ谷町と呼ばれていました。

今の雑司ヶ谷はさらに左手、「小篠坂(こざささか)」の向こう側になります。

「清土(せいと)」という名前も諸説あるようですが、
やはりご尊像が見つかった「清らかな土地」という意味があるのでしょうか?
(「星跡(せいと)」という表記が正しいという説も)

なお、
清戸坂案内 
前回ご紹介した「清戸坂(きよとざか)」ですが、
見ての通り、「清土(せいど)坂」という異説もあります。

これはもちろん、この辺りが「清土」と呼ばれていたことに由来する訳ですね。
(明らかに後から貼られた形になっていますが、
併記すべしとクレームがあったのでしょうか……)

「清土鬼子母神」境内にもいろいろとご紹介したい物があるにはあるのですが、
お時間の都合上、今回は割愛させていただく形に……。

さぁ、先を急ぎましょう。

護国寺墓地横 
やがて、首都高速にぶつかりますが、
左手、通りの向こう側に緑が広がっていますね。


共葬墓地入り口 護国寺共葬墓地 
ここは護国寺の西側にあたり、共葬墓地となっています。

小篠坂 
その横を通るのが「小篠坂」(こざささか)。

文京区(右)と豊島区(左)の境を通る坂です。

この坂を上がっていくと「雑司ヶ谷霊園」ですが、
これは豊島区ということであしからず。

さて、護国寺山門に向うため、東へ進みましょう。

希望の坂01 
おや、通学路でしょうか。

護国寺の西側は日大豊山(ぶざん)中学・高校ですが、
実はその北側には文京区立青柳小学校があるのです。

ちょっと上ってみましょう。

希望の坂02 希望の坂案内 
この学校へ向う坂を「希望の坂」といいます。

いままでご紹介してきた坂の中でも、
もっとも新しく名付けられた坂になりますね。

青柳小学校は当初、旧西青柳町(現目白台三丁目)、
首都高5号線の護国寺ランプの辺りにありましたが、
50年程前現在地に移転してきました。

しかしご覧のとおり、結構な勾配が長く続く坂上です。

その当時の生徒達は学校は遠くなるは坂はきついはで、
たいそう不満だったのではないでしょうか? 

そこで知恵者の先生が「この坂を希望の坂と呼びましょう」と提案されたのでは。


……と筆者は想像したのですが、違っていたらごめんなさい。

案内には『この坂の名は青柳小学校のみなさんからの募集により、
昭和53年(1978)につけられました。
』とありますが、
ちょっと勘ぐりすぎでしょうか……(笑)

希望の坂03 
生徒達が描いたのでしょうか、「希望の坂」という文字が見えます。


護国寺ふたたび 
というわけで、かなり寄り道もしましたが、ようやく護国寺に到着。

護国寺ねこ 
遅い昼食中、猫が気持ち良さそうにお昼寝をしていました。
(護国寺中門前の広場ではけっこう猫の姿を見ることができます)

一服もしましたし、そろそろ帰路に着きましょうか。

富士見坂 
前回はほとんど触れませんでしたが、
この護国寺前の不忍通りを春日通り方面に向う坂が富士見坂です。

富士見坂案内 
名前の通り、かつて坂上からよく富士山が見えました。

江戸時代にはよく、ちょっとした高台から富士山が眺められたそうで、
文京区内にも富士見坂は他に二つあるとのこと。

今ではゆるやかな傾斜の大通りにしか見えませんが、
大正時代あたりまでは狭くて急な坂だったのですね。


坂下通り手前 坂下通り 
この坂の坂下から春日通りと平行に北西に伸びる道が坂下通りです。

この先500mほど行ったところに、今回最後にご紹介する坂があります。

吹上稲荷鳥居 吹上稲荷石柱 
音羽編最後にご紹介した吹上稲荷神社を左に見つつ、北上していきます。

開運坂下 
やがて、「開運坂下」という表示板が見えてきました。

開運坂01 開運坂案内 
これが「開運坂」ですが、案内板にもあるようにいわれは定かではありません。

開運坂02 
ここを上り下りすると運が開けるのでしょうか……

開運坂04 
坂上左手は護国寺の北側につながっています。

開運坂03 
見下ろしたところ。


坂下通りは更に進みますと、
池袋のサンシャインシティの北側に接します。


というわけで、「関口台から目白台へ」ここあたりでお開きです。
また、お会いいたしましょう!

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